ART SCRAMBLE 2011とは?


今回の東北地方太平洋沖地震によって、日本中が甚大な被害を受け、今もまだ 行方不明者の数が相当数に上っています。その現状において、私たちの住む香川県でも多くの人たちが「被災地の方々に対しなにか自分たちにできることはないか?」と日々葛藤しています。そして未来ある子供たちも、日々TVから流れてくるニュースを見ながら、将来に不安を抱き、暗いムードが世間を包んでいるように思えます。
その中で地元のアーティストの方々が集い、自分たちにできる表現方法で、日本を元気にし、募金箱を設置し、被災地に元気と義援金を送れればとの思いで今回のチャリティーイベントの発案が出てきました。今、こんな時だからこそ、ネット上だけのふれあいじゃなく、実際に人と人が出会い、そこで生身の対話を通じて、お互いの気持ちを再確認したり、知恵を出し合ったり、とにかく来た人が元気になれるよう、そんな場所が提供できればと 思っております。

企画者であります【西村忠】は本人も実際に阪神大震災の時の被災者でその時の体験を振り返り、今、東北に自分たちができることを考え、【海堀賢太郎】は茨城で被災した友人との電話での会話の際に友人が語った「とにかく被災してない地域のみんなは元気であってほしい」との言葉に心動かされ、【田所弘利】は被災地から遠く離れた香川の日常からできる事を模索し始めました。